胸の小さいことに気付いたのは、周りが成長し始めた頃でした。
それでもいつかは大きくなる、みんなより遅れているだけなのだと信じて疑いませんでした。
しかし、高校生になっても特別変化も無く、次第にコンプレックスへと変わっていきました。
高校生のときから胸が小さいことがコンプレックスに
高校生にもなると、更衣室でふざけて胸の触りあいっこなんて、よくある話かもしれません。
「私のところに来ないで!」心の中でそう思っていました。
しかし、私のところにも回ってきてしまい、無理矢理触ってきて「大きい〜」と。
たぶん、気を遣ってくれたのだと思います。
でも、余計に惨めになり、嫌な思い出として未だに記憶に残っています。
ハタチを過ぎても、ギリギリA。
友達と比較しては、胸が目立たないような洋服を着てみたり、そんな話題になると隠す姿勢をとってみたり。
平気でカップ数を言ったり聞いたりしてくる人が信じられない反面、羨ましくもありました。
努力はしました。
胸筋を鍛える運動、食事療法の書いた本を読んだり、サプリメントを試してみたり、豆腐に豆乳。
お肉を集めて胸にする!なんてよく聞きますが、それは集めるお肉が無く断念しました。
胸が小さいからこそできないことが
貧乳のコンプレックスは、行く場所も自ら制限してしまうことがあります。
例えば、海にプール。水着で隠せる場合もあるかと思いますが、子どもが生まれるまでは、高校の水泳の授業以来全く行くことはありませんでした。
他にも、乳癌健診。
一度も行ったことがありません。
貧乳を人前でさらして、挟めなかったら恥ずかしいという気持ちが先に立ってしまいます。
また、私が一番嫌いなのが、スーパー銭湯や温泉といった、いわゆる大衆浴場です。
友達や義理の母に誘われる事が何度かありました。
「私を誘ってくれるな!」と内心思いながら、全てを断るわけにも行かずに行くこともありました。
でも、知ってる人だからこそ尚更見られたくない。
どうにかして時間差で行ったり、早めに出たりしていました。
入ると必ず周りと比べてしまいます。
私と同じくらい小さい人を見つけると、勝手にホッとしている自分がいました。
出産して卒乳すると、大きくなって喜んでいた胸はどこへやら。
以前より萎んでしまい、筋肉質な主人の胸筋の方が大きい始末。
子ども、特に息子はおっぱいへの執着が凄い!
なんて周りから聞きますが、うちの息子は一切無し。
貧乳だからなのでしょうか?有難いような‥でも少し寂しい気もします。
とはいえ、うちは貧乳の家系。
ふくよかな母はお肉で誤魔化していますが、貧乳。
私よりほんの少しマシなくらいの姉。
おばも貧乳。
こうなると、豊胸の予定も無いので、諦めている自分もいます。
胸が小さいと服装に困る
ダイエットもこれまでに何度もしてきましたが、その度に胸が小さくなっている気がして。
大学時代には、何度かブラジャーを付けるのを忘れたまま登校してしまい、体育の時に困った事があります。
ブラジャーをつけ忘れる程に胸がないのを改めて感じてショックを受けました。
テレビでスタイルのいいアイドル達が露出の多い衣装を着ていると、なぜそんなに細いのに胸が大きいのか!不思議でたまりません。
夏には水着を着たいのに、胸が小さいため水着を着るのが嫌になります。
水着を買う時もなるべく寄せて胸が大きく見えそうな水着を買います。
もちろん胸パッドは欠かせません。
しかし、水着であそんでいるとパッドがズレたりして気になったり誰も見ていないところで頑張って胸を寄せて谷間ができるようにします。
ほかの女性の胸に目がいってしまい羨ましいと思ってしまいます。
温泉に行っても同じです。
友達と温泉に行くと、スタイルや胸をどうしても見てしまうのですが、自分の胸を見られるのが嫌でタオルで隠してしまいます。
夏にはスタイルを強調するためにピッタリとしたTシャツやミニスカートを着たいのに、ピッタリとした服を着ると胸が小さいのがばれてしまうので着る事ができません。
冬もピッタリとしたニットが可愛い!と思っても買うのを躊躇ってしまいます。
私の友達で胸が大きすぎて困っている子がいるのですが、それはそれで大変そうですがでもやはり目がいってしまい羨ましいです。
胸が大きくて肩がこるとはどんな感覚なのか私にはわかりません。
胸の谷間が羨ましくて、鏡のまえで寄せてみたり。
さらにダイエットで痩せた時は、胸が小さくなったと同時に乳首が片方陥没してしまい、手で押し出していました。
こんな陥没した乳首なんて、男性に絶対見られたくないと思って治す方法を調べたりしていました。
私が実践したバストアップ方法
胸が大きくなるというサプリメントを通販で購入して飲んでいた事があります。
イソフラボンだったと思いますが、これは効果を感じることができませんでした。
女性ホルモンのバランスが崩れたりしないか、生理がおかしくならないか副作用の方が心配になりやめてしまいました。
ネットで検索して胸が大きくなる方法を探し、色々と試してみました。
寝る時につけておくだけで胸が大きくなるというナイトブラも購入しました。
値段も高く、胸を大きくするのはこんなにおかねがかかるのかと思っていました。
彼氏がいない時は、胸が小さい事がコンプレックスでなんとかバレないようにと頑張っていました。
胸は大きい方がいいという男性のほうが圧倒的に多いからです。
胸が小さいほうが好きな男性を探すのほうが難しいです。
服に気をつけたり、前かがみになる時はどうしても胸の谷間が見えそうになるので、谷間はないのでバレないように手で隠します。
将来、赤ちゃんができた時に胸が小さいが大丈夫なのかという心配もありました。
母乳で育てたいのにこんなに胸が小さくて母乳が出るのだろうかと不安でインターネットで調べました。
小さくても大丈夫、大きい胸の母乳より小さい胸のほうが新鮮な母乳が出ると書いてあるのを見て少し安心しました。
彼氏が出来た時には、自分からまず胸が小さいのがコンプレックスであると言いました。
バレる前に言っておこうと思ったからです。
彼は大丈夫だと言ってくれましたが、絶対に大きい方がいいはずだと思ってしまいます。
申し訳ない気持ちになります。
太って胸が大きいか痩せていて胸が小さいか、どちらがいいか私には選べません。
太るのは嫌です。
胸がなくても良いところはある
確かに豊満な胸は、女性らしさを象徴する1つのアイテムです。
でも、そのアイテムは1つだけでは無いと思うようにしました。
事実、高校生の時は貧乳なおデブにはなりたくないと、ウエストは細くある努力はしていました。
その結果、友達には「くびれてる!羨ましい!」なんて言われることもありました。
もちろん、胸の大きさやウエストの細さといった外見だけが「女性らしさ」ではありません。
所作やお料理だって、女性らしさのアイテムの1つだと思います。
こうしたアイテムを1つ1つ身につけて、欠けてるものを補うことに重きを置くことが大切だと思うように、最近はしています。
私は福祉の仕事をしていた時、よく「できないことばかり見るのでは無く、できることに目を向けて支援することが大切」と言われてきました。
あまり関係ないかもしれませんが、欠けてるところばかり見ていても仕方がないような気がするんです。
できるところや、その人の魅力ある部分をより磨いて、欠点を隠す‥というか、補う、光で見えなくするような感じで、私自身努力して行きたいと思っています。
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